食品ロスとは?

本来食べられるのに捨てられてしまう食品。環境にも悪い影響を与えてしまう。

https://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/161227_4.html#1

 



プロジェクトについて

食品ロスの分野は重要であるのに、分野横断的なため、なかなか取り組みが進んでない。そこで情報発信と勉強会などを企画していく。

 

 

食品ロス研究会

不定期でオンライン研究会を実施しています。  

 

ご関心のある方は連絡先フォームからご連絡ください。

https://eucalyglobal.jimdofree.com/%E9%A3%9F%E5%93%81%E3%83%AD%E3%82%B9/%E9%80%A3%E7%B5%A1%E5%8


日本の現状

 近年、農水省や環境省などが食品ロスに力を入れている。例えば、農水省は社会貢献型ショッピングサイトKuradashiと連携して、送料無料で国産農林水産物販売支援キャンペーンを実施している。このような取り組みが活発化してはいるものの、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、需要と供給のバランスが追いついていない。

 また、食品ロス削減にかかわる団体やフードバンク団体などが現在行っている、廃棄予定食品を希望する人々に安価・無料で再配分する活動は、一部の人にしか知られていないのが日本の現状である。 

 

 日本でもフランスやイタリアの食品廃棄禁止法に該当する立法が必要ではないか?食品廃棄禁止法が必要である場合、日本の状況を考えながら、食品廃棄を削減する政策を検討する必要がある。そして、安全に食べられるのに廃棄されている食品を、生活の為に必要とする者に届けるシステムを日本でも提言し、尊厳のある社会構築はできないだろうか?

 この制度設計を、社会連帯エコノミー(SSE)が進んでいるフランスなどから学び、日本で実行する際の課題と問題点を明らかにし、「不要な物」を「必要な者」に届ける食料環境ネットワークの観点から、食品ロス削減の実現を目指したい。